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サルコペニア  有隣館日暮里鍼灸整骨院

Category: 運動器疾患

『サルコペニア』 という言葉を聞いたことはありますか?

 

簡単にいうと、加齢とともに、身体の筋肉量が著しく減ってしまい、

日常生活を送るにあたり、いろいろと支障を来すようになってしまう

ということです。

 

支える・転ぶ・膝痛み

   いろんな場面で問題が・・・

 

 ~サルコペニアの定義~

   (1)筋肉量の減少

   (2)筋力低下

   (3)身体能力の低下

 

*この中で、(1)と、(2)か(3)のどちらかがあることが前提となる。

 

私達の筋肉量は、加齢と共に減少していくのですが、とりわけ60歳を

過ぎると、そのスピードが急に速まっていくようです。サルコペニアの

定義も、当初は筋肉量の減少に重きを置いていましたが、その後の

研究により、筋肉量の減少そのものよりも、筋力低下のほうが、様々な

身体機能の低下へと影響を及ぼすことになると、その捉え方が変化

していきました。

 

歩行訓練もどき

 

このテーマの研究を続けてきたのが、主に欧州寄りの専門家の

方々であったため、サルコペニアの度合いを判断する診断基準も、

どちらかというとヨーロッパの人たちの身体の構造をベースに設定

されたものだった為、日本人を含むアジア人には、当てはまらない

ことがいろいろとあった模様です。

 

 

ですが、約3年ほど前に、アジア人の身体を基準とした診断の指標が

発表されたことで、筋肉量の減少度合いを、簡単に判断することが

可能になりました。

 

このアジア人向けの診断基準の中で、高齢者がサルコペニアの疑いが

あるかどうかの判断をするための基準となるものに、握力と歩行速度が

あります。

 

1)握力

 男性:26kg未満  女性:18kg未満

 

握力測定

 

2)歩行速度

 秒速0.8メートル以下

*目安として、青信号で横断歩道を渡りきれるかどうか

 

横断歩道を渡る婆さん

 

この2項目のうちのどちらか一つでも該当すると、サルコペニアの疑いが

高まるとのことです。

 

確定診断のためには、これらの基準値の測定に加えて、エックス線を

用いた特殊な筋肉量の測定器によって得られた数値が加味されると

のことですが、この特殊な測定器の普及は、道半ばの模様です。

 

最近、動き出そうとする瞬間に思わず、

”ヨッコラショ・・・”と、つぶやいてしまっていませんか?

 

芋を引っこ抜く

こんなときも、ヨッコラショ!は出てきますが・・・

 

膝や腰の痛みをよく感じるようになり、動くのが億劫、さらには、

動き出しに”ヨッコラショ”が伴ってしまう方は、当院にご相談下さいませ!

 

階段・膝の痛み

下りヨッコラショは少ないかも・・・

 

ヨッコラショが減る=サルコペニアが遠のく、ですよ!!

 

有隣館日暮里鍼灸整骨院

 

〒116-0013

東京都荒川区西日暮里2-26-10 日暮里ビル1F

TEL:03-6458-3313

HP:http://ikgroup.co.jp

 

 

 

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