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肘から手先の痺れとトリガーポイント

Category: 神経痛,

肘から手先の痺れといっても、

痺れの強さ、範囲、痺れを感じやすいタイミング等々、

いろいろあると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、その原因も、

首の骨の近くにある神経の出入り口付近の問題から、

首の筋肉の隙間、鎖骨の上下、肩の前(胸の筋肉)、

腕の筋肉から肘周りなど、疑いのかかる場所も様々です。

 

常時痺れが出ていて、さらには、範囲が限定的な場合、

種々の検査を施すことで、おおよそ原因となる場所を

探し出すことは可能になります。

 

このとき検査をする場所は、頸椎、首の筋肉、鎖骨の上下、

腕の筋肉など、頸椎の根元から痺れの出ている神経の

通り道上のポイントの状態を確かめていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神経の通り道付近に圧迫を加えてみたり、

神経に牽引をかけてみたり、これらの刺激で、

普段感じている痺れ感と同じような感覚が再現されれば、

治療すべき場所も絞られてくるのです。

 

ところがです。

 

頸椎から手先まで伸びていく神経の通り道上に

刺激を加えても、普段と同じような痺れ感が

再現されないということもあります。

 

そのような際に疑ってみる価値のある場所が、

肩甲骨周りの筋肉になります。

 

肩甲骨周りの筋肉を刺激してみることで、

普段感じている痺れ感と同じような辛さが、

再現されることがあります。

 

このメカニズムを、

トリガーポイント

などと言うことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリガーとは、引き金という意味です。

(ピストルの、あの引き金と一緒です)

 

肩の関節や腕を動かすことによって、

特定の筋肉を縮ませたり、

とある部分を押してみたりすることで、

普段感じていた痺れ感と同じような違和感が

再現されれば、

その縮められたり、押されたりした場所に、

症状を引き起こすきっかけとなるトリガーポイントが

潜んでいるということになるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうしたケースでは、トリガーポイントそのものが、

治療点として用いられることになります。

 

押したり、揉んだり、あるいは鍼を打ってみたり・・・

これらの刺激を加えることによって、

普段感じていた不快な症状と同じような感覚を

再現されれば、術後の効果もかなり期待できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手先の痺れがあるから、頸椎周りや神経の通り道上を

治療しているんだけど、イマイチ辛さが・・・

という場合には、

ちょっと、トリガーポイント探しをしてみるのも一案です。

 

 

 

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