回旋筋腱板 有隣館日暮里鍼灸整骨院
私がこよなく愛して止まない、このグループ。
構成メンバーは4名、
英語名は、ザ・ビートルズ!
そして、私が、愛して・・・というより、ほぼ毎日のように
会話の中に登場してくるこのグループ。
構成メンバーは4つ、
英語名は、ローテータ―カフ!
日本名は、回旋筋腱板!!
アイドルグループのように、見てくれの良さでキャーキャー
言われるというよりは、陰に隠れて、縁の下の力持ち的な
役割を果たしてくれています。(インナー・マッスル)
では、どこに潜んでいるのか?
それは、肩の関節のあたりです。
じっとしているときは、腕の骨を吊り上げるために耐え続け、
肩を動かす時には、メンバー総動員で大活躍します。
ローテーターカフのメンバー1つ1つには、ちゃんと役割分担が
あります。
以下、メンバー名と、その役割です↓↓
棘上筋:肩関節の外転
棘下筋:肩関節の外旋・伸展
小円筋:肩関節の外旋・伸展・内転
肩甲下筋:肩関節の内旋
*4つの筋に共通:上腕骨を肩甲骨に引き付けておく
参考:外転と内転
参考:肩甲下筋の位置と動き
矢印方向の動きが内旋
その他には・・・
*内旋の反対(外捻り)が外旋
*腕を背中側へ真っ直ぐ持っていくのが伸展
このように、肩の動きといっても、様々なものがあります。
ですが、このメンバーの中から、1つ2つの状態不良者が
出てしまうと、ちょっと厄介なことが起きたりします。
身近な症状名でいうと、四十肩・五十肩になります。
頭の後ろに手を持っていく:結髪(けっぱつ)動作
背中に手を持っていく:結帯(けったい)動作
この2つの動きに伴う痛みや制限が出現しやすく
なってくるのです。
これらの動きには、回旋筋腱板の構成メンバーの
全うな働きが必要不可欠なので、故障者の出現は、
そのまま肩関節の動きの制限へとつながります。
他の例を挙げるとすると・・・
野球でピッチャーをされている方で、肩の痛みに
悩まされている方。この場合も、回旋筋腱板の
どこかしらに、問題があるかもしれません。
先ほど、ちょこっと、インナー・マッスルという言葉を
出しましたが、回旋筋腱板の筋肉たちは、肩関節の
少し奥で、ひっそりと働いています。役割はたくさん
あるのにも関わらず・・・
肩を壊さない為には、重量優先のド派手な筋トレよりも、
ゴムバンドなどを使った低負荷のトレーニングが必要に
なってきます。
ゴムバンド、当院にて販売しております!
トレーニング方法、当院にてご指導いたします!!
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