変形性膝関節症
こんな膝の症状にお悩みではないですか?
●歩き始めの痛み
●立ち上がる時の痛み
●階段の上り下りの時の痛み(特に下り)
●正座がしにくい、できない
●膝の内側が痛い
●膝が伸ばしにくい、曲げにくい
●膝が腫れている
これらは変形性膝関節症の主な症状です。
まず、膝の関節のお話しから。
膝の関節は大腿骨(膝の上)と脛骨(膝の下)、膝蓋骨(お皿)で構成されています。
骨と骨のつなぎ目はクッションの役割の関節軟骨により覆われており、
骨同士が直接ぶつからないように保護し、衝撃を吸収し関節を保護しています。
老化や肥満、ケガなど様々な原因から膝に負担がかかってしまうと、
その負担に耐えられず関節軟骨がすり減ってしまいます。
そのために関節に炎症がおきたり、変形したりして痛みが生じてしまいます。
クッションがなくなってしまったら大変なんです!!!
すり減ってしまった軟骨、変形した骨は元には戻りません・・。
そのため、膝の安定性を高め、悪化の防止や予防をしていくことが大切になります。
膝の不安定性を改善するには、筋力トレーニングが重要です。
多くの方は、特に太ももの筋力が低下しています。
当院では筋力強化のトレーニングの指導をし、症状の悪化防止を心掛けています。
また、痛みを抑えるためにアイシングや電気、鍼などの治療を行っていくと共に、
関節可動域やADLを改善するために、関節モビライゼーションやマッサージ、
ストレッチなどの手技療法を行っています。